※本記事の写真は、2022年5月に撮影したものです。
※お住まいの地域、渡航先の情報をご確認の上、しっかりと感染対策をしてお出かけください。

瀬戸内国際芸術祭開催の香川県小豆島へ、アートなしま旅

青木野枝「空の玉/寒霞渓」

「瀬戸内国際芸術祭2022(以下、芸術祭)」の開催で盛り上がる、瀬戸内海に浮かぶ香川県の離島・小豆島へ。

アンバサダーのyurisu13(https://www.instagram.com/yurisu13)さん、
yuuka0829(https://www.instagram.com/yuuka0829)さんと一緒に芸術祭の注目作品を中心に、アートなしま旅を満喫してきました。

ジェットスターを利用すれば東京(成田)から高松空港へは片道5,240円〜*!、約1時間 40分。移動費をちゃっかり節約して、現地での滞在をより贅沢に楽しみましょう!

*エコノミークラス「Starter」片道運賃。支払手数料、空港使用料等が別途必要です。受託手荷物の料金は含まれません。諸条件が適用されます。

東京(成田)→高松便の
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目次

瀬戸内国際芸術祭2022

いよいよラストチャンス 秋会期は9/29(木)~

尾身大輔「ヒトクサヤドカリ」

3年に1度、香川県の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭2022(以下、芸術祭)』。日程は春・夏・秋の3会期に分かれ、夏は8月5日(金)から9月4日(日)、秋は9月29日(木)から11月6日(日)。

5回目の開催となる今回は、33の国と地域から184組のアーティストが参加、214の作品が出展。アート作品と島々の自然や文化、歴史まで同時に体験できる一大イベントで、国内外から人気を集めています。

無料で観賞できる屋外作品も多く、初めての女性にもおススメな小豆島へ、成田空港第3ターミナルからジェットスターで出発!

成田空港第3ターミナル

成田空港第3ターミナルから高松へフライト!

成田空港第3ターミナルの拡張に伴い、最寄り駅である「空港第 2ビル駅」とチェックインカウンターエリア間に新アクセス通路が整備され、ターミナル間の移動距離は従来の約 500m から約 300m へと短縮されました。

アクセス通路や館内の一般エリアなど、わかりやすさと機能性を兼ね備えた、陸上競技のトラックのようなイメージを導入しています。

チェックインは自宅や移動中など、スマホで事前に済ませることが可能です。国内線は出発予定時刻の7日前から35分前まで。お預け手荷物のない場合、オンラインチェックインを済ませておけば、空港に到着後そのまま保安検査場、搭乗ゲートへ!

手荷物タグの発行・取り付け・手荷物をお預けは、セルフサービスで。

ジェットスターの新チェックインカウンターでは、自動チェックイン機(KIOSK)や、国内LCCでは唯一導入している自動手荷物預け入機が増設されたので、よりスムーズに、コンタクトレスな搭乗を実現しています。

高松空港到着後は小豆島を目指して、空港からリムジンバスで約50分の高松港へ。

島内の移動は路線バス、レンタカー、レンタサイクルがありますが、効率良くめぐるならやっぱりレンタカーがおススメ。事前予約をお忘れなく。

高松港からフェリーで約60分、高速艇だと約35分で小豆島の土庄港へ到着。レンタカーに乗って最初の目的地、大渓谷と瀬戸内海を一望できる「寒霞渓(かんかけい)」を目指します。

1寒霞渓ロープウェイ

約200万年の歳月が生み出した小豆島が誇る渓谷美

日本三大渓谷美のひとつで、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地。約200万年という歳月が生み出した、国内屈指の渓谷美を楽しめます。

風雨の浸食による奇岩や、垂直にそびえ立つ大岩壁の合間を進むロープウェイからの眺めは圧巻!春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の表情も魅力ですね。

山頂駅の近くには、ハートのような形の松の木がありました。撮影に最適な「ハート松(=待つ)ベンチ」も設置された、女子の心をくすぐるパワースポットです!

こちらは、山頂駅から歩いて5分ほどの絶景スポット「鷹取展望台」。映画のロケ地としても有名で、眼下には旧内海町の街並みや瀬戸内海を見渡すことができます。岩の先から見下ろせば、新緑の渓谷美も。

展望台からの360度の大パノラマに、感動すること間違いなし!岩場は滑りやすい箇所もあり危険なので、十分にご注意を。

寒霞渓ロープウェイ
https://www.kankakei.co.jp

2寒霞渓の芸術祭作品「空の玉/寒霞渓」

青木野枝

1,300万年前の火山活動により誕生した、角礫岩の渓谷に佇む見晴らし台。直径約4mという大きな鉄の球体でできた作品です。寒霞渓山頂駅より徒歩約10分の場所に展示されています。

鉄は少しずつ錆色が変わり、時間の経過とともに周囲の自然とより一層溶け込んでいきます。春の会期では、順番待ちの行列ができるほどの人気だったので、鑑賞の際には、時間にゆとりを持って訪れてください。

鉄の球体は中に入って見学することもできるから、文字通り撮る角度によって様々な表情を楽しめます。人と自然、アートの絶妙なハーモニーをぜひ体感してみてください!

3創作郷土料理 曆

小豆島の創作郷土料理と、くつろぎのランチタイム

寒霞渓山麓のこううん駅(紅雲亭)から車で15分ほど。ランチにはやっぱり小豆島ならではの美味しいものを食べたい!というわけで訪れたのは、瀬戸内海を望む、古民家レストラン「創作郷土料理 曆」です。

映画としても有名な、小豆島の作家・壺井栄さんの「二十四の瞳」に描かれた家庭料理をアレンジ。季節ごとの味わいを楽しめる魚や野菜に、醤油、素麺、ごま油、オリーブ、佃煮など小豆島の豊かな自然に育まれた食材を合わせた、創作郷土料理を味わえます。

まるで小豆島の自然をまるごと堪能しているような、そんな気分に浸れます。穏やかな海を眺めながらゆったりと、しま時間を過ごしてみては?

4MINORI GELATO

夏の会期におススメ!小豆島の旬を味わうジェラテリア

「MINORI GELATO」は、小豆島の旬の食材を満喫できるジェラート専門店です。

米蔵を改装したというオシャレな店内に入ると、目に飛び込んでくるのは、色とりどりのジェラートが並ぶショーケース!この時点でテンションMAXです!!

店舗で手作りしているという種類豊富なジェラートには、オリーブ(季節限定)や醤油はもちろん島で採れた旬の野菜や果物など、小豆島ならではの食材をふんだんに使用しています。

時期に合わせて新鮮な味わいを楽しめるジェラートは島民にも大人気!瀬戸芸の夏の会期には欠かせませんね!アートなしま旅のひと休みに、ぜひ立ち寄ってみてください。

5 三都半島の芸術祭作品「ダイダラウルトラボウ」

伊東敏光+広島市立大学芸術学部有志


ランチとおやつを堪能した後は、20分ほど海岸線のドライブを楽しみながら、注目作品が多数展示されている三都半島先端の神浦(こうのうら)地区へ。

高さ9.5m×横幅17m、海を眺めて腰を下ろす、特撮番組で有名な変身ヒーローのような顔をした巨人!山道を車で走らせていると突如現れる、ひと目見たら忘れられない強烈なインパクト!

足には無数の石が積み重なり、顔はよく見ると船のような形…?

この巨人は、拡幅工事で取り除かれた同地区の石垣や、かつて広島の厳島神社の神事で使われていた船に、瀬戸内海の各所で集めた流木を組み合わせています。人々の暮らしの記憶を集めたような、実はとても趣深い作品なんです。

背中側に回ると巨人と同じ景色を眺めることができ、不思議な一体感を感じます。巨人とともに、しばしの休息を…同じポーズで写真を撮っても楽しいですね!

6三都半島の芸術祭作品「舟物語」

フリオ・ゴヤ

こちらは「ダイダラウルトラボウ」から歩いてすぐ。アルゼンチン生まれの作家が、漁業者の高齢化により使われなくなった舟を譲り受けて作品化したものです。

実際に漁でタコを採るために使われていた漁具や流木などを使って椅子とテーブルを設置しています。制作過程の写真も飾ってありました。

奥にもう一艘あって、カラフルな漁船は中に入ってベンチとしても利用できます。瀬戸芸ならではの、アートな休憩スポットです。使われなくなった舟が、新たな役割を見出すように陸で蘇る!森の中の船で、くつろぎのひとときを。

7三都半島の芸術祭作品「Utopia dungeon~Command from Utopia~」

田中圭介

人間の多様性を物語る彫刻のインスタレーション。地域の木造民家を、架空の彫刻家のアトリエとして作品化しています。中央で木を掘っている彫刻がアトリエの主人(作家自身)で、会期が進むと仲間も増えていくそうです。成熟した社会の実現のために必要となる芸術活動のひとつで、瀬戸内の木々や人々がモチーフとなっています。

8三都半島の芸術祭作品「ヒトクサヤドカリ」

尾身大輔

海の近くに住み着くヤドカリの背中には、殻ではなく家⁉

高台から海の方を見下ろすと、古民家から大きくはみ出た木彫りの巨大なヤドカリを発見!今にも動き出しそうな大迫力!苔や木の枝などで、島々や山の連なりもイメージしているそうです。

作家の尾身大輔さんが、この古民家を見た瞬間に思いついたというユニークなアイデア。素材は楠の無垢材で、広島市立大学のアトリエでパーツごとに作成。現場で組み合わせる際には、周辺に楠の素敵な香りが広がっていたという、芸術祭らしいほのぼのとしたエピソードも。

9三都半島の芸術祭作品「潮耳荘」

伊東敏光+康夏奈+広島市立大学芸術学部有志

2016年の第3回の秋会期より登場した「潮耳荘」は、期間外もそのまま設置されて自由に見学・体験することができたので、三都半島の定番アートとして定着。防波堤越しにつながるホルン型の集音装置が波や船の音を拾い集めて、建物の中に響き渡らせます。

大きなラッパのような集音装置に話しかけると、中に声が届いて会話もできます。見た目のインパクトはもちろん遊び心も素敵ですね。

大小2つのドームが連なり、大きい方が直径約7m、高さ約8m、小さい方は直径約4m、高さ約6m。廃屋の柱や梁などの木材の先端を尖らせて、海や空もイメージした鉛筆のような形に色付しています。

ドーム内に入ると、乱立する木材と敷かれた砂による反響のない幻想的な空間です。集音装置からかすかに聞こえる潮騒に耳を傾けてみては?

10三都半島の芸術祭作品「山声洞」

伊東敏光+広島市立大学芸術学部有志

鉄製の彫刻の中で森の声に耳を澄ませる…。採石業者が撤退した後、久しく放置されていた土地の地中に設置された鉄製の彫刻作品です。

中に入ると光が差し込み、耳を澄ませば多様な自然の音が聞こえてきます。神浦地区の変遷を象徴するとともに、自然の持つ治癒力をリアルに感じることができる独特の空間に仕上がっています。

11OASIS

フェリー乗船前に土庄港近くのカフェ&ダイニングへ

昨年オープン50周年を迎えた、地元民ご用達のカフェ&ダイニング。土庄港フェリーターミナルから車で約5分のアクセス便利な立地で、小豆島の旅の拠点にもGoodです!

地元の農家から仕入れた野菜や果物に、特注の石窯を使ってこだわりの島料理を提供しています。焼きたてのピッツアは、風味豊かな小豆島産オリーブ100%のオイルと相性◎です。

小豆島産のネーブルやレモンを使ったドリンクも、しま旅の思い出にぜひ飲みたい一杯です。またワインやカクテルとともに味わうピッツァやパスタなどのイタリアンに、カフェメニューやスイーツも充実。様々なメニューに散りばめられている、しまの恵みをぜひ味わってください。

12SUNNY DAY HOSTEL

小豆島アート旅の起点にもおススメなホステル

のんびりとしたしま暮らしを体験できる島内泊も魅力的ですが、高松市街地なら港へのアクセスも便利で、コンビニや飲食店等にも困りません。というわけで今回は、高松港まで歩いて行ける「SUNNY DAY HOSTEL」をセレクト。高松城を横目に、少し路地へ入ると現れる、隠れ家的なホステルです。

のし屋をリノベーションしたというオシャレな建物で、海にも、街にもほど近く、しま旅やアートめぐりの起点に最適です。

2・3・4階のフロアごとにコンセプトは異なりますが、どれも個性あふれるデザインで非日常のひとときを約束します。

屋上スペースは自由に利用でき、テイクアウトメニューやお酒等を持ち込んでもOK。開放感◎のアットホームな空間で、思い思いの夜を過ごしてみては?

1階は地元の素材をたっぷり使ったジュースバーで、また「セトウチ海街マップ」という、手作りの大きなマップもあります。また映画や本、プラネタリウムの貸し出しも嬉しい。

13北浜alley

グルメもお土産も、港町「北浜alley」で色々な楽しみ方

JR高松駅や高松港の近くにあり、ツタで覆われた倉庫や漁船、船乗り場など、古き良き港町に佇む「北浜alley」。瀬戸内海を一望する、香川女子旅の人気スポットです。

趣きあるレトロな倉庫を活かしたレストランやカフェ、ショップ等21店舗が並ぶ複合施設。バラエティ豊かなお店をめぐりながら、ウォーターフロントの心地良い雰囲気を味わってみては?

大きな窓から見えるのは瀬戸内海と島々、そして行き交う船…港町の風景とともにゆるやかな時間が流れるカフェ「umie」。

ヴィンテージのイスや車のシートをリメイクしたソファ、ビールの空き瓶で手作りしたランプシェイドなど、昔懐かしい思い出をコラージュするように配置した空間は居心地抜群!

愛情たっぷりに提供する手作り料理や、フレッシュな素材を使ったドリンクなど、見た目にも美味しいメニューも充実のラインナップです。

暮らしをもっと楽しむための“新しい物語”をお届けする「kitahama blue stories」でご褒美ショッピングもお見逃しなく。瀬戸内の上質なものが所狭しと並ぶ、作り手のこだわりと出合うワクワク感がたまりません!

風、光、香り、手触り、味わいなど五感に響く、日々の暮らしをアップデートする雑貨や服、食品等を販売しています。

アンバサダーのふたりが選んだお勧めは…讃岐の山から生まれた庵治石のガラス雑貨、種類豊富に揃うマスキングテープ、瀬戸内国際芸術祭2022公式グッズです。

14栗林公園

アートのような「特別名勝 栗林公園(りつりんこうえん)」でお庭の国宝さんぽ

フライトの時間までは、国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中でも最大の広さを誇る「栗林公園(りつりんこうえん)」で、アートなしま旅を締めくくる癒しのひとときを。

高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成した由緒正しいこちらの公園。緑がまぶしい「紫雲山」を背景に、6つの池と13の築山を巧みに配した、江戸初期の回遊式大名庭園です。

四季折々の花々にも恵まれ、一千本もの見事な手入れ松とともに“一歩一景”と呼ばれる変化に富んだ美しさを満喫してみては?アートのような庭には、自然が生み出したフォトスポットが満載です!

ジェットスターで芸術祭へ

今年の夏はジェットスターで芸術祭へ行こう!

伊東敏光+康夏奈+広島市立大学芸術学部有志「潮耳荘」

自然と寄り添っていたり、アクティビティのように楽しめたり、小豆島ならではの魅力いっぱいな「瀬戸内国際芸術祭2022」。作品を眺めているだけでももちろん楽しいけれど、歩いて、食べて、遊んで、撮って…。今年の夏は五感全て使って、芸術祭の小豆島を満喫しよう!

3年に1度、香川県の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭2022(以下、芸術祭)』。日程は春・夏・秋の3会期に分かれ、夏は8月5日(金)から9月4日(日)、秋は9月29日(木)から11月6日(日)。

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